自分 貫く事かな

「尽きる」ほど逆再生に違和感のない歌も珍しいかもしれない。
四文です。
元から逆再生っぽいしなぁ。

久しぶりにオリジナルを考え中。
色々あったけど、何だかんだでようやく「一新」できたかもしれません。
やっぱどうしても思い入れのあるキャラクターを思わぬ形で手放すのは辛い……。
辛いと言うより、難しい。
某版権キャラクター風に言うなら、「”ショーケースの中のトランペット、ただし紳士は自分用に買って行く”みたいなっ！」
……微妙だ。 やっぱりあの語感の良さを真似するのは難しいな。

 

なので反転仕様に。
オリジナルで私にとって一番難しいのは名付け。そして次にキャラ付け。

名前には何かしら意味を持たせたかったりするけど、
そうするとどうやっても既存のキャラクターに引っ張られてしまうので悩む。
例えば神話の何かの名前とかからとるなら、その元ネタになる何かの性格や特徴なんかに強く引き摺られる。
そうするとそれはもう私のオリジナルとは言えないキャラクターになってしまう。
軽く被らせるくらいにとどめるのがまた難しいんだよな……。
名前案みたいな物も何回か作ったことがある。 結局は途中放棄する。
中二病なネーミングは避けようとする。 けど付けたくなる。ざれごとみたいなネーミングに憧れる。
ここら辺はもう大分諦めているけど。
ある程度共通して行動するグループのキャラクターには何かしら統一性を持たせた名前を付けたくなる。
が、上記の理由で中々難しい。名前ありきのキャラになるのは避けたい。
世界最強の女、花子！とかそういうのが面白いと思う。山田のりことか大好きです。
でも太郎って名前の最強キャラクターは意外と居る。神様の鈴木太郎とか。
難しい、名前って難しい。でも月って書いてライトとかアルテとかは絶対避けたい。

キャラ付けは何が難しいって印象に残るかどうか。
無個性が個性になっているキャラクターは居る。
そのキャラクターはそれで立ってるのならそれで構わないと思う。名脇役みたいな扱いで。
これは私の場合だが、読者の印象よりも作者の印象に残らないとどうやっても淘汰されていく。
というか消える。 やっぱりある程度キャラが立っていないと動かせない。
立っていても消えるときもあるけど。 逆に思いつきで生まれたキャラクターの方が長生きしたり。
こればかりはそのキャラクターの運としか言いようがない。
そして本（創作でも版権でもキャラクターの出る物）を沢山読めば読むほど
キャラクターの性格や設定にバリエーションが出る。
ただし同時に制限が厳しくなる。
これこれこーいう設定は何と被る、これこれこーいうの性格は何と被る。
そういうのが乱立する。
かといって何も読まないで零から作るのも難しい。
まず引き出しが少ない。または引き出しはたくさんあるけどどこから開ければいいのか、な状態。
しかも開けたらすでに誰かの使用済みだって事も多々あるわけで。
更に言えばそれに気付かない事も同様にあり、その場合作者がいくら知らなかったと言っても
世間は無情、「パクリ野郎」のレッテルが付く事になる。
……いや、どう考えても真性パクリ野郎はいるけども。
人間は無数にいるけど、思考パターンはやっぱりある程度似てくるので、
どうしても創作したものが似ることもあると思う。
その場合、未完成だろうが何だろうが先に人目に出した方が勝ちなのだ。
それも、出来るだけ多くに見せた方が有利だ。
ていうか言っちゃったもん勝ちなんだよね、結局。
おんなじようなキャラクター作ってても、先に大手が発表すれば、
あとから個人が知らないで作ってもパクリと言われるだけ。
個人と個人なら交流が多い方が勝ち。

何が言いたいかというと、要するに「早いもん勝ち」って言葉は偉大だよねって事で。
名付けもキャラ付けもトリックもネタもストーリーも、創作に関しては全てにおいて。